モデナ★マイスター

手動の爆音スイッチと遮熱板を作ってみた。

現在MSレーシングのタイコに純正出口を付けています。通常はこれで十分なのですが、純正アクチュエータをスイッチでオンオフできるようにしてみました。画像のソレノイドで負圧をコントロールしているようです。赤丸がソケット部分。

ソケットから繋がっているマイナス側の配線を途中で切ってみました。(ソレノイドは左右にありますので同時に切断)やはりソレノイドは働かず純正アクチュエータは動作しません。つまりバタフライバルブはアイドリングでも開きっ放しで、爆音になりました。

この線を切ったり続いだりするスイッチがあれば良いわけで、スイッチを付けるためソケットを取り付けました。今回初めて使ったのが「接続コネクター」という名前のモノ、これが優れもので配線を黄色のプラの穴に通してプライヤーでギュッと挟む、ただそれだけです。ソケット同士の連結やオスメスもなく接続が(180度回転させて)できます。

ソレノイドは左右のマフラーにあるので、別々にコントロールしている可能性があり。今回は2極単投スイッチを使いました。これでひとつのスイッチで右と左のソレノイドへの電源供給を、同時にオンオフできます。

スイッチはエンジンルームに設置しました。見える部分はチタンボルトでレーシーに。通常なら室内まで配線を延ばして手元でオンオフするのでしょうが、ほとんど爆音にはしないのと配線が面倒なのでやめました。

配線はコルゲートチューブを巻きましたが、ソケットの接続部分が剥き出しでは見た感じも安っぽいし、熱の影響もあるので耐熱シートとタイラップで養生をしました。



動作のYouTube動画は、こちらをご覧ください。

さらに右側テール付近には配線を熱から守るため遮熱板を作ってありますが、左側には無いので遮熱板を作ります。文字通り「ベニア板」ですが...これにアルミのシートを貼ってみます。板が400円でシートが600円です。

ステーを作ってボルトでとめて完成です。ちょっと見、ステンレス製の遮熱板に見えます。自我自賛ですがとても千円には見えないでしょ? 効果は不明ですが..(^_^;) これでスイッチのオンオフで爆音に切り替えられるようになりました。

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